今やメジャーリーガーや敵将からも認められる存在となった大谷選手。
メジャーの選手にも引けを取らない体格、そしてその強靭なフィジカルから生み出されるパワーとスピードは圧巻ですよね。そんなスーパースターの仲間入りを果たしている大谷選手ですが、日本ハム在籍時にも、立派な身体だったとは思いますが、メジャーへ移籍後はさらにムキムキになって体が一回りも二回りも大きくムキムキになっています。身体が大きくなり、フィジカルがパワーアップしたことで、投打のパワーが大きくなりホームランも増えてきたのだと思います。さらには投打の二刀流という過去に誰もやったことがないハードな挑戦をしているだけに、食事やトレーニングに対する意識も非常に高く、とことん追求していく姿勢が素晴らしいのだと言います。
2016年から大谷選手のサポートしているという管理栄養士・大前恵さんは、大谷選手の食事に対する意識について次のように語っています。
「大谷選手が『誰も経験していないから、体づくりや栄養は自分の体でテストしてみるしかない』と言っていたのを覚えています。。30歳くらいまでに食事やトレーニングであらゆることを試し、体ができあがってから技術を身につけたいということでした」おそらく2016〜2018年頃の話だと思うので、当時24歳の頃から高い意識を持って食事トレーニングに臨んでいたようです。プロ野球選手として、プレーの源となる栄養と向き合い、体を整えてきた大谷選手だから、二刀流で戦い抜くことができたのでしょう。
大谷選手がメジャーへ移籍後、オフの期間に受けた過去のインタビューで大谷選手は、食事について次のようにコメントしています。
「自分で基本的には味気ないものを作って食べてるので、たまに母親とか姉とかが家に来てる時とか、僕が練習して家に来る時とか、作り置きとかしてくれる時があるので。何日間か食べれるように、やってくれたりとか。練習に帰ってたまにいるんですけど、なにかあると、やっぱりラクですし。そういうこともないので、一人だと。自分の時は、ほとんど調味料とかも使わないですし。もうほんとに、あるものというか、ある栄養素をこう食べる作業、みたいな感じなので。食事というより、補給してるという感覚に近いですね。」
「栄養補給のために食事をしている」という驚くべきプロの感覚です。おそらく多くの人にとっては「美味しいものを食べたい」「好きだからこれを食べる」という思いがあると思いますが、大谷選手にとっては食べることを楽しむというより、「食品にどんな栄養が含まれているのかを考えて、必要な栄養を補給している」ということなのです。
あの強靭な肉体を手に入れられたのには、この「食事に対する考え方・意識」にきっと、肉体改善に関する特別な秘密が隠されていることでしょう。私も調べてみるまで細かいことは分からなかったのですが、「ここまでやるのか！」と大谷選手の徹底ぶりにとても驚かされました。
そこで今回は、大谷選手の食への考え方やこだわりなどを紹介していきたいと思います。いったいどんな食事が大谷選手を強くしたのでしょうか？その秘密に迫る内容になっていますので、ぜひ最後までご覧下さい！
